~丑年のおはなし・・・の巻~

 毎年、一月には干支に関する縁起の良いおはなしをさせていただいております。

 

 ・・・というわけで「牛」のおはなしで何かないかなぁ・・・と考えていたところ、神社によく牛の石像があるなぁと思いつきました(´▽`*)。

 

 【天満神社と言えば牛】

 北野天満宮をはじめ、天満宮といえば「牛の像」。撫でれば頭がよくなるとか、身体の悪いところを撫でれば治るとか、いろいろ言われておりますが、なぜ天満宮には「牛」がつきものなのでしょう?

 これには「菅原道真公」の生年・享年がともに「丑年」だったからという説。亡くなった際に菅原道真公の御遺骸を載せた車を引く牛が座り込んで動かなくなってしまい、その場所を「墓所」とした逸話にもとづいた説など。とにかく菅原道真公と牛は切っても切れない関係であり、「牛は天満宮の使い」として親しまれています。

 

 【牛そのものの神社も】

 丸菱岡山工場からは少し距離がありますが、岡山県には少し変わった神社がございます。備前市の「田倉牛神社」です。

 社殿はなく、備前焼製の子牛が山積みにされた一風変わった神社。願掛けする際には新品の一体を購入後お供えし、代わりにすでに供えられている牛を一体持ち帰ります。大願成就した人はさらにもう一体をプラスしてお返しします。

 こうして増え続けた備前焼の子牛は30万体以上。壮観です。

 セルフサービスですが、御朱印もいただけますので、御朱印巡りされているかたも是非どうでしょう?

 

 コロナ禍で、なかなか外出が難しい時期ではありますが、「丑年」には牛に関するパワースポットで元気をもらいませんか(*´ω`*)?

 

 

 

 

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