全国的に猛威を振るっておりますインフルエンザ。先週あたりから警報も発令されております。
大学入試センター試験の時期は過ぎたものの、二次試験や高校入試はまだまだこれから。受験生のお子様をお持ちの方にとっては、まさに冷や汗ものではないでしょうか?。学校でも職場でも大流行しないように注意が必要ですよ。
【乾燥は大敵】
今年の冬、これほどまでにインフルエンザが大流行したのには訳があります。正月からの降水量が全国的に少なく、異常な乾燥状態が続いておりました。
相対湿度が40%以上になるとインフルエンザの感染力が下がると言われており、降水量の少なさが強く影響したものと考えられます。
【うがい・手洗い】
インフルエンザは気道感染症です。ウイルスを吸い込むと喉の上皮細胞に付き、増殖をはじめます。「ウイルスを口に入れない」ことが最も大切な予防法になるため、「マスクの着用」はもちろん、「うがい・手洗い」を頻繁に行うことが大切になります。
しかしながら、頻繁にうがい・手洗いが行えない環境にいる方も多いはず。特に外出先でうがいとなると難しいでしょう。
そんな時はこまめに水分補給をしてみてください。ペットボトルやマイボトルなどを携行し、一定時間おきに水分補給。喉の乾燥を防いでくれる上に、万が一ウイルスが定着しかけていた場合に洗い流してくれるでしょう。胃液の中ではウイルスも活動できませんので、うがいができない場合でも一定の予防効果が期待できます。
また、カテキンなど抗ウイルス効果が言われている成分が多い飲み物を使用すると効果的です。緑茶や紅茶等を上手く活用して、この冬を乗り切りましょう。