皆様、初詣はもうお済みでしょうか?
神社や寺院の入口の両脇に置かれている物といえば・・・?。お正月ですし、戌年にちなんでおめでたく「狛犬」のおはなしをしてみたいと思います。
わたしの「得意分野」なのですこし脱線してしまうかも・・・(*´▽`*)。しばしお付き合いください。
【狛犬は犬じゃない?】
地域や設置された時代によって微妙に見た目が異なる狛犬ですが、大抵の場合『犬には見えない』姿形かと思います。戌年のおはなしとか言っておきながら、実は狛犬は犬ではありません( *´艸`)。狛犬の起源は古く、古代インドや古代エジプトで神域の入口に置かれていた「ライオン」の像が由来と言われています。
日本に仏教が伝来するようになると、中国から朝鮮半島を経由し、伝説上の「獅子」の姿になって伝わっていきます。このため、獅子を知らない当時の日本人が「高麗犬」と呼び、「こうらいいぬ」が変化して「狛犬」になったという説があります。
この説からすると、ピラミッドの守護者である「スフィンクス」は「狛犬」と遠い親戚ということになりますね(; ・`д・´)。
【獅子だけじゃない狛犬】
「稲荷社」には獅子でなく、必ず「キツネ」の像がいらっしゃいますよね。これは皆様ご存じかと思います。
変わったところでは「摩利支天」には「イノシシ」、「毘沙門天」には「トラ」など、一定の神仏には獅子以外の動物が置かれていることも。その他「ヘビ」や「シカ」「ハト」など種類は様々。参拝の際には寺社と動物との由来を調べてみるのも面白いですよ?
【初詣で冷えた体にホットなお茶を】
『バクちゃん本舗』では、ただいま「初売りセール」開催中(´▽`*)。寺社参りで冷えた身体にはホットなお茶がピッタリ!ご注文お待ちしておりま~す(´艸`*)。
次回はわたしが出会った「変わった狛犬たち」をご紹介。お茶のお話そっちのけで脱線しますよ~(*´Д`)。