本日は全くお茶とは関係ないお話。
「バクちゃん本舗」のFacebookでは常時「岡山弁」で展開しており、先日岡山出身の方から「癒されます」とのコメントをいただいたことが嬉しかったので、岡山弁のお話を・・・。
一昨年、岡山県では『もんげー岡山』をキャッチフレーズに様々な県広報活動を開始しました。
この『もんげー』ですが、超人気某アニメの妖怪の口癖として「もんげー!もんげー!!」と劇中で連発されていたこともあり、子供たちの間ではちょっとした流行語にもなりました。当の岡山県民たちの間でも話題になり、「使ったことないけど岡山弁なの?」などという意見もチラホラ・・・。
これを書いている私自身、少年期に「もんげーザリガニがおったで!」なんて言ってたこともあるので(笑)、地域によるのかもしれませんが・・大人になってからはあまり聞かなくなってしまいました。
岡山には「三大強調語」がありまして・・・
「でーれー」<「ぼっけー」<「もんげー」ってなってるように思います(´・ω・)
「でーれー」
強調を意味する「えらく」に、同じく強調を意味する音節「ど」がついたもの。「ど・えらい」が訛って「でーれー」
「ぼっけー」
岡山方言で強調を意味する「ぼっこう」が訛って「ぼっけー」
岡山県出身の小説家 岩井志麻子の作品「ぼっけぇ、きょうてぇ」で有名。ちなみにタイトルは「凄く恐ろしい」の意味。実際かなり怖いホラー作品。
「もんげー」
「ものすごい」が訛って「もんげー」
ここからさらに全く関係ないウンチクが展開!( ゚Д゚)!
強調語のお話がでたので暴走します・・・(*´Д`)
日本語ではよく強調する際、「超ド級!」なんて言い方をしますが・・・この「ド級」ってなぁに?って思ったことありませんか?
本来、この「ド級」は「弩級」と書きます。1906年に進水したイギリス海軍の戦艦「ドレッドノート」の「ド」を漢字で当て字したもので、ドレッドノート級サイズの戦艦を旧海軍では「弩級」。さらに巨大な戦艦を「超弩級」と呼びました。
艦載されていた大砲のインチによっても区別されていたそうです。
ちなみに「戦艦 大和」は「超々々弩級」なんて称されたりもしたそうですよ(; ・`д・´)
次回はお茶の話をせねば・・・( ゚Д゚)