2016年1月アーカイブ

~とうがらし梅昆布茶の巻~

bakuchanhonpo_6830_1.jpg 前回のブログで、「お正月を過ぎても冬らしくない冬が・・・」なんて書いちゃったせいでしょうか?。暦の上では「寒の内」ですから、当たり前なのでしょうが・・・これを書いてる本日、西日本に大寒波襲来( ゚Д゚)!

 

 真冬に逆戻りじゃないですか~(; ・`д・´)

 

そんな寒さ厳しいときにピッタリの商品をご紹介!「とうがらし梅昆布茶」です。

 

 

 

 梅昆布茶に、ピリッと辛いとうがらしをプラス。

100ccのお湯にサッと溶かすだけの「お手軽スティックタイプ」。

 

 

 唐辛子に含まれる辛味成分「カプサイシン」は血流を良くし、体脂肪燃焼や新陳代謝促進の効果があると言われていますね。

 私は「風邪っぽいな」と思ったときに愛用していますが、とても身体がポカポカしてグッスリ眠れます。

   

 

 

実は飲むだけじゃないんです(´・ω・)

 

 

 

 水分があればサッと溶けちゃう粉末タイプということは・・・料理の隠し味に使えちゃうんですよ!。

 スープやパスタにサラダ。当社のネットショッピングサイト「バクちゃん本舗」では、調理例も載ってます(PC版で御覧ください)。

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ぜひぜひお試しください(*'▽')

温かいお茶と、おいしい料理で寒さを乗り切りましょう!

~たんぽぽ珈琲のお話~

 お正月を過ぎても冬らしくない冬が続いていますね。
 

tannpopoki.jpg 春先のような陽気に、季節を勘違いした花が咲いたりしているのをよく見かけます。そろそろタンポポなんかも咲き始めているのではないでしょうか?

そんなわけで、今日は丸菱でもご好評頂いている「たんぽぽ珈琲」について色々掘り下げてみましょう。

 

gennryou.jpg 「飲んだことない!」という方も沢山いらっしゃるであろうこの「たんぽぽ珈琲」。たんぽぽの根を丁寧に焙煎して作られます。


 ほのかな苦みがあり、実に本物のコーヒーと似た味がします。が、実はノンカフェイン。

 妊娠中や授乳中の女性、カフェインが苦手という方に、コーヒーの代用品としてお勧めしています。

 

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 「たんぽぽ珈琲」の発祥には諸説あるようですが、昔々ポーランドのとある国王が、高価なコーヒーの代わりに民衆に薦めたという話が残っています。


 

 

 第二次世界大戦当時、枢軸国側であるドイツや日本ではコーヒー豆の入手が困難になり、代用品としてのたんぽぽコーヒーが愛用されていたようです。

 

 反対に、連合国側では容易に本物のコーヒーを入手することができたようで、戦争映画等でも最前線でコーヒーを飲む兵士の様子が描写されています。

このようなことからも当時の「各国の物量の差」が、計り知れますね。

 

 2013年に放送されたNHK連続テレビ小説「ごちそうさん」の中では、杏さん演じる主人公「め以子」が、開戦直後の大阪で、友人の喫茶店のためにたんぽぽの根を煎じている描写がありました。

 

 

 古来中国では「蒲公英」と呼ばれ、漢方薬にも活用されている「たんぽぽ」…。やさしい香りにほっこりしますよ。ぜひお試し下さい(´▽`*)。
 

~薫りのお話~

 時々、知り合いにこう言われることがあります。「小阪部を車で走ると、すごくいい薫りがするなぁ~。」

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 丸菱・岡山工場では、様々な穀物を焙煎しています。前回のお話でもありましたが「風の聖域」と呼ばれる大佐山の風に乗って、かなり広範囲にこの薫りが拡散しているようです。

 製造製品の割合から言うと、年間を通じて麦茶が圧倒的に多いはずなので、皆様が「嗅いでいるであろう薫り」は、多分大麦を焙煎した薫りのはずです。

 

 

 

 なぜ、「嗅いでいるであろう薫り」なのかと言いますと…。長年勤務していると、鼻の感覚が麻痺しちゃって、自分では職場の匂いがわからなくなっちゃっているんですよね。慣れって怖いです。

 

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 昔、学生時代にパン屋でバイトしていて、それはそれは香ばしくていい薫りがしていた「らしい」のですが…仕事帰りにハトに尾行されたことがあります(笑)。

 

俺はパンくずじゃねぇ~!!Σ(゚д゚;)

 

 

 私の亡くなった父はクリーニング職人だったのですが、私はいまだにアイロンの当てられた布地の薫りがすると、心が落ち着きます。

 

 大佐地域も他の山間部の例に漏れず、過疎化が進んでおります。つい最近まで通学姿を見せていた子供達も、成長につれ進学や就職で街を出ていくことが多くなりました。

そんな彼らがたまに帰省したとき、風に薫る麦茶で、「あぁ、大佐に帰ってきたなぁ…」と、ほっこり落ち着いてもらえると嬉しいなぁ…。

そんなことを思いながら、今日も麦茶作ってます(n‘∀‘)η!。

  

~岡山工場へようこそ~

kisin2.jpg 横溝正史の長編推理小説「八つ墓村」の書き出しには、こうある。

 

『八つ墓村というのは、鳥取県と岡山県の県境にある一寒村である。…岡山で山陽線から伯備線へ乗り換えて数時間、Nという駅で汽車を降り…』

 

 昭和初期が舞台ということもあり、時間的感覚がかなり異なるが、現在は特急やくもで1時間と20分というところだろうか。「Nという駅」とは、現在のJR新見駅である。


 その新見駅から姫新線に乗り換え、1両編成の小さな車両でさらに東へ約30分。小さな町の真ん中に、銀色に光る三本の巨大なサイロが見えてくる…。
「㈱丸菱・岡山工場」である。

 

姫新線.jpg サイロ.jpg


岡山県新見市大佐小阪部。近年パラグライダーやオートキャンプの利用者で賑わい、風の聖域と呼ばれる霊峰「大佐山」と、岡山三大河川のひとつ高梁川の源流「小坂部川」に挟まれたエリア。
美しい空気と水に恵まれたその地域に、工場は立地している。

 

 

…ちなみに「八つ墓村の祟りじゃ~!」とは全くの無関係である……|’Д’)))キャー
 

 

 

 初めまして、今回より丸菱のブログを担当させていただきます、製造部のWです。
今回は初回ということで工場の立地から紹介させて頂きました。上記のとおり、自然に恵まれた環境で美味しいお茶を日々製造しています。
今後は工場内の目線でマニアックなお話を色々発信していけたらと思っております。
不定期更新にはなりますが、どうぞお楽しみに(n‘∀‘)η

(*「八つ墓村」は架空の村です。横溝正史が岡山県八束(やつか)村の名前と、同新見市の千屋地域の風景をモデルに書いたフィクションです。
新見市の満奇洞をはじめとした様々な場所が、映像化の度にロケに使われております。ぜひ観光にお越し下さい。)
 
 

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