全国麦茶工業協同組合 冊子より引用
麦茶の抽出物をテストしたところ、胃の粘膜を保護する作用や糖尿病の合併症を防ぐ効果、炎症を抑える作用など、優れた機能性があることがわかりました。
麦茶を愛飲してきた私たちの祖先の知恵には、科学的な根拠があったと言えるでしょう。
麦茶の新しい機能性を発見したのは、
静岡大学教授で農学博士の衛藤英男先生と、京都薬科大学教授で薬学博士の吉川雅之先生です。
「抗酸化成分」が含まれていることが発見されました。
「抗酸化作用」を持つため、「ガン」「脳卒中」「心筋梗塞」「糖尿病」等の予防効果が期待されています。また、麦茶の原料である大麦は食物繊維が豊富で鉄分に富み、他方、「カフェイン」や「タンニン」を含まないので眠れなくなることもありません。栄養価の高い麦からできた麦茶、夏に限らず、一年中飲むと良いですね。
また、麦茶の有効成分を効果的にとるには、丸粒麦茶かティーバッグ麦茶を5分以上ヤカンなどで煮出したものが良いようです。